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日本福祉大学健康社会研究センター開設記念国際シンポジウム 「健康の社会的決定要因‐社会疫学の可能性」を開催
シンポジウム内容
記念講演(10:40-12:10)
テーマ「社会疫学と社会政策」(原題:Social Epidemiology and Social Policy)
Ichiro Kawachi(ハーバード大学 公衆衛生大学院)
講演概要
・近年に見られる健康格差の概観
・健康格差の対処として行われている政策
・健康格差を縮めるに当たっての障害
・健康格差に対処する際に採られる政策に見られる序列
シンポジウム(13:10-14:45)
報告1 「AGESプロジェクトの到達点と健康社会研究センター構想」
近藤克則(日本福祉大学 健康社会研究センター)
報告内容
・社会疫学の可能性
・AGESプロジェクトの研究成果(エビデンス)の紹介
・健康社会研究センターと2010年調査の構想の紹介
報告2 「AGESプロジェクトの研究成果と研究課題:健康格差」
尾島俊之(浜松医科大学 医学部)
報告内容
・AGESプロジェクトの研究成果の発表
・等価所得別の死亡のリスク
・等価所得別の痩せ(BMI<18.5)の割合
・等価所得別の喫煙者の割合
・等価所得別の飲まない人の割合
報告3 「AGESプロジェクトの研究成果と研究課題:ソーシャル・キャピタル」
相田潤(東北大学大学院 歯学研究科)
報告内容
・ソーシャル・キャピタル(SC)の概念
・主観的健康感とSC
・歯の残存と水平型SC
報告4 「AGESプロジェクトの研究成果と研究課題:ポピュレーション戦略による心理社会面に着目した介護予防 武豊プロジェクト」
竹田徳則(星城大学 リハビリテーション学部)
報告内容
・武豊プロジェクトの紹介
・介入中間アウトカム
・今後の課題
報告5「AGESプロジェクトの研究成果と研究課題:2010年調査の研究課題」
平井寛(日本福祉大学 地域ケア研究推進センター)
報告内容
・これまでの成果と課題
・2010年調査の内容
指定発言(14:45-15:10)
テーマ「日本におけるソーシャル・キャピタル研究への期待」(原題:Widowhood and mortality : is there a role for social context?)
S V Subramanian(ハーバード大学公衆衛生大学院)
報告概要
・居住地域における配偶者と死別した個人の集中度が、配偶者と死別した個人の死亡率に与える影響について
質疑討論(15:10-)